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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第71章 残荷、陽炎


煉獄が現れた右翼側から再度鬼が吹き出してくる。

「お前、ここまで引き連れて来たのか?」

「はは!すまん。だが俺の技は広範囲が多いから開けた場所の方がやりやすいんだ!炎の呼吸 伍ノ型 炎虎!!」

はぁと一つ、ため息を吐きながらも、冨岡が煉獄の技から零れた数匹の鬼の頸を斬り捨てる。

「水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨」

「………」

これ、俺のいる意味有るのか?

この二人が居ればここは安泰。

なら、俺は移動を……

ドドド……

「この揺れ……それに随分と強い気配だ」

「この気配。覚えがある……」

「近づいて来てます……」

「白藤。離れるなよ」

「はい」

「竈門少年、上だ!!」

「炭治郎、下がれ!!」

ドオン!!

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