第63章 春告げ鳥が鳴く頃に$ 不死川激裏短編
気持ちいい。
でも、怖い。
何も考えられない。
「はぁ……あぁ……不死、川…さん…///」
甘い声。
目の前で揺れる白い肢体。
啼け。
その瞳には俺だけを映せ。
不死川の瞳は白藤を捕らえて離さない。
そして囁く。
「選べェ。自分で挿入れるか、俺にぶち込まれるか……」
「………さい///」
「聞こえねェなァ?」
「挿入れて、下さい……不死川…さんので…ぐちゃぐちゃにしてぇ…///」
堕ちた。
コイツは自ら望んだ。
懇願した。
不死川は白藤を一晩中抱いた。
意識を失いそうになった彼女を無理矢理に起こしては、快感を刷り込み、そして彼女を手に入れた。
彼女は風柱の屋敷に引き取られた。
理由は言わずもがな、子を宿したからだ。
あの日からずっと白藤は狂った様に不死川に抱かれ続けた。
幾度となく、中出しを繰り返されたため、いつ子を宿してもおかしくなかった。
彼女は風柱邸で今日も啼く。
主の帰還を待ち望んで、己の欲も吐き出して。
どろどろに溶け合うようにただひたすらに交わうのだった。
-了-