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【DEATH NOTE】約束 💘 R15 (L切甘夢)

第1章 もし、愛する人がいなくなったら…。


それは、恋人である、雪乃が言った一言が始まりだった。

雪乃『ねぇ…L…。』

そう声をかけてきた雪乃の一言で、Lはパソコンから視線を外し、恋人である雪乃に向き合う。

L『 ? どうしました、雪乃。』

そう聞いてきたLに、雪乃が、少しためらいながら、Lに聞く。

雪乃『もしも……。もしもね…。わたしがLの前から居なくなったら…。Lはどうする?』

そう話した雪乃の言葉に、Lは目を見開き、驚いた表情をして、雪乃を見る

L『 なっ…!? 』

そしてLは、そんな、いきなりの雪乃の質問に驚きながらも、意志の強さを宿した瞳を、雪乃に向けて言う。

L『探し出します…。どんな手や手段を、使ってでも。』

そう話した私に、雪乃が呟く。

雪乃『そっか…。探そうとしてくれるんだね…。』

そう話したLの言葉に、雪乃は思う。

雪乃「確かに、L自身がそう言ってくれるなら、何があっても、きっと私を見つけてくれるんだろうな…。」

と、そう思った。そして、そんなわたしに、今度はLがわたしに問う。

L『雪乃。何故…突然そんな事を?』

雪乃に何かあったのだろうか…。私は、どうして雪乃がそんな事を言い出したのか分からず。頭の中で考える。

L「雪乃が居なくなる…。私の前から…突然に…何故…? そして、もし、本当にそんな事になったら…私は…。そこまで考えて、私は考えるのを止めた…。

そんな事になったら…。いや…もしもで無くとも、考えたくはない…。でも…もし…最悪そんな事になったら…。きっと私は、私では居られなくなるだろう…。」

そう思い、私は雪乃に、素直に答える。

L『きっと…。私自身も、消えると思います…。雪乃が私の側に居ないなら、私が生きる意味もないし、死んでいるも同然です…。』

そう言ったLに、雪乃が、最(もっと)もらしい事を言う。
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