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極甘*紫原*伊月*笠松【黒バス】【短編集】

第2章 エイプリル☆女恐怖症@笠松@


笠松side


今日は4月1日

エイプリル・フール


一昨年・去年先輩や森山、後輩にまで騙され倒した俺は
今日を警戒し続けてきた

今年こそは騙されない



「笠松~~。実はさ~
俺に彼女が出来たんだよね!

もーちょーカワイイ子で!」


……ふん
言ってるそばから来たか


「…どうせ嘘だろう!
もう俺は信じないぞ!」


びしっと言ってやった

森山は目を丸くして


「騙せなかっただと…!

ボソッ……俺に彼女が出来るってのは信じられないんだな…。」


と呟いた


「去年までの俺とは違う。
甘く見てるとシバくぞ。」


腕を組んで、ちょっと落ち込みモードの森山に言う
もちろん近くにいた黄瀬にも聞こえるように言った

……どうせアイツならやりかねない
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