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極甘*紫原*伊月*笠松【黒バス】【短編集】

第6章 *ADB*幽霊の春* @キセキ@


幽霊との生活は
約1週間続いた

家までついて来て、何するのかと思えば
一緒に風呂に入る

と言いだしたり


一緒に寝る(冷気と金縛りハンパない)

と言いだしたり


1人で喋ってる子みたいで
隠すのは大変だったけど


幽霊はすごくありがたかった


部活へのヘアアレンジの仕方

服の着崩し方

うっすらメイクの仕方

会話の広げ方

聞き上手の良さ

スキンシップの仕方



その他も、た~くさん教えてもらった

最初は胡散臭いとしか思えなかったのに
今は幽霊がいてくれてとてもよかったって思う


部の皆とも会話が増えて


コレがいなければ全然違っただろうな

と思う



……なのに突然
私は今日までしかいられない

なんて言い出した


成仏できそうになってるみたい

だって言ってた



最後に告白するの見たいな
なんて言われちゃ

最後に
なんて言われちゃ


希望に答えたいと思うのが人間で

「いつか」
と先延ばしにしてしまいそうな私に
先延ばしをできなくする
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