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極甘*紫原*伊月*笠松【黒バス】【短編集】

第1章 甘いもの@紫原@


***

てくてくと歩く帰り道

あの後主将は先輩に連行された
終始モガムグと何かを言おうとしていたが
先輩によって防がれていた


思い出してこみ上げた笑いを止めていると
敦の体が、私の右側から左側に移動した

本人は意識していないみたいだけど
車道側を歩いてくれているのだ


アイスを口にした横顔に
きゅんきゅんが止まらなくなってしまう



さりげなくかっこいい事をする敦
さっきから
私と手を繋ぎたくて

右手が宙を彷徨っている



時に大胆、男前
意地っ張りに
甘えん坊


甘いものが好きな彼だけど



何より一番
甘くて可愛い彼
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