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極甘*紫原*伊月*笠松【黒バス】【短編集】

第1章 甘いもの@紫原@


「ねぇねぇち~ん。」

「ちょ、ちょっと待って!」


バスケの練習が終わり
礼の直後にすり寄ってくる敦


めちゃくちゃ可愛いんだけど、

マネージャーとしては まだ仕事が…


って、いつも敦を放ったらかしにしてしまう


仕方がない事なんだけど
子供っぽい敦は
人に言われて簡単に首を縦に振るような

扱いやすい“子供”じゃない


「ちん~俺待つとか無理~。」

私に抱きついて口を少し突き出し、
ちゅ~ってせがんでくる


皆見てるし待ってくれなきゃ困るし…!


精一杯自己暗示をかけ、
ちゅーをしてあげたくなる自分を押さえて
敦のお菓子を人質(人じゃねぇなw)にとり、なんとか仕事に戻った
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