第2章 エイプリル☆女恐怖症@笠松@
そのまま静かに、唇を近付けた
深いのなんてできるわけもない俺は
すぐに顔を離した
「…実は、苦手なの克服したって、
アイツらの嘘だったんだよ…。」
は驚いた顔をしたが
ちゃんと聞いてくれた
「でも、お前が嬉しそうなの見たら、
嘘って言えねーし、喜ばせたいと思って…。」
言いながら恥ずかしくなってきた
またいつもと同じくらいの距離を作り、改めて言う
「俺もの事、好き、だから…。
今まで悪かった。これからもっと、頑張るから、さ…。」
俺の言葉に
赤い顔はまた笑って
「ありがとう。
大好き。」
と言った