第2章 思いの交差
ななもりside
「う〜ん…」パチ
「あさ…?」
まだ眠たい瞼を擦りながら目が覚めた。
いつの間にか眠っていたらしい。
そっか…朝か…
あんなに悩んだのが嘘みたいに
スッキリしてる。
これも、さとみくんのおかげかな…
まだ完全に覚めてない頭でそんな事を考えてたら、いつの間にか起きてたらしいさとみくんが俺を見てた。
「あ…さとみくん…おはよぉ」ふにゃ
「うん…//おはよう//」
「もう大丈夫?」
「うん…ありがとう…」
「そっか…まだ5時だしもう1回寝よ。」
「いいの…?」
「休みだしいいでしょ。それに…」
「俺も一緒に寝るから。」
「それじゃ…おやすみ…」
「うん…おやすみ…」
7時半
「おっそいなぁ〜あの2人…」
「確かに…すとぷり1の早起き組が…」
「莉犬が見に行ったし、起きてくるんやない?」
「ねぇねぇ…ちょっと来て」ニヤニヤ
「なになに?(笑)」
「起きてないん?」
「どうしたの?」
「いいからいいから!」ニヤニヤ
『?』
ガチャ
ソー
『あ…』
スゥー スゥー スゥー
「多分2度寝だけど、この寝方…」
「距離ちっか!」
「ころちゃん声おっきい…」
「まさかの抱き合って…」
「いや…抱き合うっていうより…」
「さとみくんくんが包み込んでるのをなーくんが引っ付いてるというか…ハグ?かな…」
「起こした方がいいのかな〜って」
「起きるの待っとく?」
「そーやね。」
「そうしましょう。」
『おやすみ…』
スゥー スゥー スゥー