第10章 第10話 近侍の役得@
代わる代わる千歳を抱き潰す山姥切二降りに暫く出入り禁止と称して、千歳は近侍の三日月と二人で縁側で茶を啜っていた。
長義曰く審神者の神力が過多になっている場合、その本丸にいる一番神力の高い男子を近侍にすれば、余分な神力を吸い取ってくれるらしい。
千歳「はぁ」
三日月「千歳よ、何を悩んでいる?」
千歳「ああ、ちょっと最近の己の行動を振り返っていたところだ」
三日月「千歳よ、この三日月。主の為なら尽力するぞ?」
千歳「?、ああ、便りにしている」
ニコニコと千歳の手をとって、更に続ける。
三日月「ところで、千歳よ。何人とまぐわったのだ?」
「ぶっ…まぐ。人聞きの悪いジジイだな、お前は」
三日月「して、数は?」
「それに答える義務はない‼️」
三日月「そうさなぁ。俺を含めて4人と言ったところか」
@加州と大和守は最後までしてないので含みません。
スンと鼻を鳴らして、千歳の匂いを嗅いだ三日月が耳元で囁く。
千歳「なっ、ん?ちょっと待て。今俺を含めてって?」