第8章 第8話 監察官@
パチン。
監察官が指を鳴らす。
千歳「はぁ、分かりましたよ。とっとと終わらせましょう」
監察官「話が速くて助かるよ、早速だけど横になってくれるかい?」
千歳「身長測るのにメジャーって」
監察官「これ以外に支給されないんだよ。あ、踵でここを踏んで」
パチン。
千歳「それって、監察官殿の癖ですか?」
監察官「ああ、そうだよ♪」
パチン。
千歳「じゃあ、体重は?」
監察官「僕におぶさってくれればOKだよ。ふぅん、思ったより軽いね」
千歳「一言余計です」
監察官「座高とあ。ほら腹囲の時間だよ。自分でガウンを持ち上げて、お腹を見せて?そう、上手だね」
パチン。
千歳「何か恥ずかしいです…」
監察官「あと少しの我慢さ。さ、胸囲を測るよ?ガウンを持ち上げて、胸を見せて?」
パチン。
監察官の指を鳴らす合図を聞いていると何だか頭がボーッとしてくる。