第36章 後日談 廻り
山姥切「……///////」
長義「ちょっと、主。それ際どい」
レースがあしらわれたウエディングドレス。
左右非対称のレーススカートからほんの少しスリットのように肌が透ける箇所がある。
千歳「文句を言うな。これしかサイズがなかったんだ」
三日月「どれ、じじいが直してやろう」
さわさわ。ちらり。
千歳「や、め、ろ」
ぺちん。
尻の辺りをまさぐっている三日月の手を払う。
翡翠&瑠璃「「かあさま、キレイ」」
千歳「ん?ああ、ありがとうな」
ニコ。
千歳「それで?どっちが先にエスコートしてくれるんだ?」
すっ。
長義「なら、先は僕だね」
フワリと抱き上げられてスカートが風に靡く。
長義「髪は下ろしていた方が君らしいね」
そう言って彼はベールの下から器用に私の髪を下ろす。
全くもって長義らしいキザな演出だ。
長義「瑠璃、こっちへおいで」
瑠璃を挟んで三人で写真を撮る。