第33章 第33話 信頼@
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ピロン。
『主不在の為、譲渡します』
ちょーぎ「譲渡ね。三日月宗近か。悪くないね」
ピロン。
『了承』
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山姥切「頼むぞ、三日月」
三日月「うむ、心得た。俺はさしずめ斬り込み隊長といった所だな」
まんば「いや、あんたは大人しく引き渡されてくれ」
三日月「……ところで、主を取り返したら功績を讃えて欲しいところなのだが?」
山姥切「主が無事に帰って来たら、晩酌にでも」
三日月「そうか。そうか」
まんば「いいのか?主無しで勝手に話を進めて」
山姥切「主は三日月相手には酔わないからな」
前に酒で失敗してから、山姥切と二人でしか飲みません。
まんば「?、それってどういう…」
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歌仙「眠れないのかい?」
千歳「歌仙…」
櫛で優しく髪をすいてくれる。
千歳「歌仙、もし私がこの本丸から出ていくことになっても付いてきてくれるか?」
歌仙「勿論。君が行くなら、何処へでも」
彼を初期刀に選ばなかったことをこの時、少しだけ後悔した。
千歳「……ありがとう」
終了。