第31章 第31話 欠片@
千歳「んっ、ふぁ…なに…?」
ペロ。
太郎太刀に耳朶を愛撫され、上ずった声が漏れる。
千歳「あっ、やっ…やぁん…///」
太郎「可愛い反応ですね」
耳で感じるなんて思いもしなかった。
チロチロと舌先で弄ばれる。
千歳「ぅにゃ…ふぅんっ…///」
びくびくと身体が跳ねる。
何か、恥ずかし…
太郎「私の腕の中で震えて、まるで猫の様ですね」
千歳「うにゃぁん…あっ…あっ…///」
太郎「ほら、もっと啼いて下さい」
千歳「やっ…太郎さ…ふゃあ…///」
太郎「では、今日はそういう嗜好にしましょうか」
すっ、カチ、チリン。
千歳「へ?」
猫耳カチューシャに、鈴付きの首輪。
え?何、太郎さん?
準備してたんですか?
太郎「こちらは慣らしてからにしましょうね」
その手に握られているのは尻尾。
先のほうにピンク色の何かが付いている。