第31章 第31話 欠片@
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歌仙「主が洗濯を?」
千歳「ああ、ここには三人しかいなかったし…私も何かしてた方が気が紛れるからな」
歌仙「僕も手伝うよ」
千歳「歌仙は来たばかりだろう?」
歌仙「君の為なら努力は惜しまないよ」
千歳「………ありがとう」
歌仙「っ/////」
ヒラっ。
千歳「あっ」
シーツが桜の枝に!
もう少し…
ぴょん。
千歳「駄目か…」
太郎「何をしているのです?」
千歳「あ、太郎太刀。とって貰えないか?敷布が」
ふわ。
太郎「まずは貴方を捕まえなければ。我が姫」
千歳「ひっ!?」
姫って言った?
千歳「太郎太刀?」
太郎「貴方が悪いんですよ?」
千歳「わわっ、えっ?ちょっと…」
敷布にくるまれ、抱き締められる。
千歳「もしもーし、太郎さん?」
太郎「良いですね、それ」
千歳「何っ?」
太郎「今日は一日、太郎さんとお呼びください」
千歳「はい?」