第29章 第29話 記憶
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千歳「山姥切とは呼ばれたくないんだろう?それに顔を隠すお前に山姥切の名は重すぎる、だからお前はこれから私の国広だ」
千歳「手合わせだ」
千歳「助け、国ひ…」
千歳「国広」
千歳「国広じゃなきゃ、嫌だ。私の過去もこれからも。私はお前じゃなきゃダメなんだ」
千歳「ムシのいい話だ。今までお前の気持ちにも自分の気持ちにも気づかなかった。でも、私が抱いて欲しいと思うのはお前だけだ。国広」
千歳「じゃあな、国広」
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山姥切「お前は、お前だけは許さない!!」
まんば「よせ!これ以上彼女を巻き込むな!!」
ちょーぎ「うるさい!腑抜けが!!この二年、俺がどれだけこの時を待っていたか!ようやく見つけたんだ、手に入れたんだ、誰にも渡さない、この娘は俺のものだ!」
長義「また、君なのかい?」