第24章 第24話 贄(にえ)@
千歳「だから、忘れない様に蓋をする。お前が子供達を無事に連れ帰ったその後で私を迎えに来てくれ。私はこの二年、お前と共に在れたことに後悔はない。お前のお陰で幸せだった」
チャキ、ズバッ。
懐に入ってから切りつけたのだから、暫くは立てないだろう。
千歳「済まんな」
山姥切「っ…」←中傷。
あぁ、アンタは狡い。
いつも俺の欲しい言葉を言ってその後で、俺の前から居なくなる。
山姥切「千歳…」
また、お前の元へ帰ることが出来たなら……その時はまた、皆で幸せな夢を見よう。
千歳「じゃあな、国広」
終了!!