第15章 第15話 手折る華@(たおるはな)
媚薬と酒で動けない私は、快楽に飲まれまいと自らの手の甲を噛んで、声を堪える。
千歳「んんっ……!!」
ちょーぎ「そんなに噛んじゃ、血が滲んじゃうよ?」
チュッ。
ちょーぎに口付けられる。
その間も休み無く太郎太刀の愛撫は続く。
指で掻き回したり、舌先で陰核を刺激したり、指先から足の先まで快楽が走り、もうどうにかなってしまいそうだった。
千歳「ぅっ…はっ……ふぅん…!!」
ちょーぎ「あは。太郎太刀のが挿ったら、晴れて君は僕らの被検体だよ」
千歳「被、検体……?」
ちょーぎ「そ。政府としても一度、刀剣男子と人が交わって子をなせるか。気になってるんだよね、君はもう何度も男子と肌を重ねてるでしょ?それに……」
パチン。
千歳「やっ……」
ちょーぎ「君は暗示にかかりやすいからね」
パチン。