第2章 第2話 刀剣男子
薬研「旦那は普段、あの布で損してるな。綺麗な顔してる」
山姥切「キレイとか言うな///」
居どころが悪くなってきたから自室へ戻ろう。
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薬研視点
山姥切の旦那の後ろ姿を見送って俺は#千歳#の部屋に入った。
部屋に入ってすぐ、主が山姥切の旦那の布を被って眠っているのが目に入った。
薬研「貸し出し中だな、確かに」
大将の元へ歩き出す。
そして、大将の腰の辺りから自らの本体の鞘を取り外す。
出陣の際に鞘だけ大将に預けていたのである。
だから、先程の会話も俺には筒抜け。
薬研「俺の鞘返してもらうぜ、たーいしょ」
額に口付けを残し、部屋を後にする。
薬研「山姥切の旦那には負けられないな」
おまけ
五虎退「主様と山姥切さんから同じ匂いがするんです。何か知ってますか?薬研兄さん」
薬研「さぁな」
正直、あの時大将と二人っきりになれなかったのが残念だったんだよな。
終了‼️