第9章 いとま
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親方様から暇をもらい
柱何名かとその継子が温泉宿に来ていた
継子は食事の後、宿を出て柱の警備範囲に配置され
柱はそのまま宿に宿泊する
夕方、継子達と柱達が温泉に入っていた
男湯
宇髄「おお!なかなか広いじゃねぇか!
景色もいいねぇ」
煉獄「うむ!酒まで置いてあるではないか!
気が利いているな!」
義勇「こんな時間から飲むのか…」
煉獄「伊黒も来ればよかったものを!」
義勇「風呂は1人がいいと言ってたな」
宇髄「アイツだって女とだったら絶対一緒に入ってるぜ…
ん?女湯が近ぇのか?」
女性の声と思しき声が男湯まで聞こえて来る
蜜璃「しのぶちゃん!やっぱりお胸が大きくなってるよ!」
甘露寺の声だ
義勇が一瞬固まった
宇髄「なんだぁ?無邪気な話してるなぁ」
宇髄は笑う
女湯には
しのぶ、蜜璃、カナヲ、紫苑、壱岐が入っていた
女性陣は少し前から温泉に入っており、
しのぶと蜜璃はほろ酔いだった
蜜璃「どうしてぇ??」
しのぶ「知りませんっ」
カナヲ「………水柱様」
カナヲがポソっと呟くと
蜜璃「えええええーーーーー⁉︎
冨岡さんなの⁉︎しのぶちゃん‼︎」
蜜璃の声は男湯に丸聞こえで
宇髄と煉獄の視線が義勇に刺さる
宇髄「冨岡…大人しそうな顔して
やることやってんだな」
義勇「うるさい」
義勇は目を合わせないようにしているが
耳が赤くなっている
煉獄「俺は知っていたぞ!なぜなら最中を目撃したからな!」
宇髄「ほんとかよ!」
義勇「煉獄…!////」
義勇は耳が真っ赤だ
宇髄は大笑いしている