第7章 衝動と反応と【赤葦京治】
頃合いを見計らってか、
腰に回されていた穂波ちゃんの脚が離れていく
前後に軽く腰を動かす
…はいってるだけで気持ちいいのに、
腰を動かして擦れると溶けてしまいそうなほどに気持ちいい。
一度腰を動かしてしまうと、
もうその快感に贖えない
下半身のこの一点だけでも十分に気持ちがいいのに、
視界に入ってくるのは揺れる胸、柔らかでしなやかな身体、
とろんとした表情の穂波ちゃん。
耳には甘い声が時折聞こえてくる。
腰を振る速度を上げていく
両手で胸を覆い揉み上げ親指で突起を弄りながら奥へと打ち付ける
『…んっ …あっ けいじくッ …はげしぃッ……』
シーツを掴み、
苦しそうな艶かしい表情を浮かべながら俺を見上げてくる
その唇に触れたい、胸ももっと貪りたい
でも…上からこうして見ていたい
『あっ 奥ッ ……んんッ…』
「奥?」
『奥、気持ちいぃ… 京治くんのあたって気持ちいい……』
打ち付けていた腰をゆっくりと奥まで沈める。
もう根元まで入っているけど、
もっと奥に当てるようなイメージで腰をぐぐぐと押し付けるように回す。
恥骨を擦り合うような感じだ
『…んんッ …あ………』
穂波ちゃんのナカがうねっている
そして愛液がさらに溢れてきてとろとろだ
表情もさらにとろんとして、目が潤んでいる
唇はぽわんと無防備に小さく開いていて…
キスせずにはいられない。
身体をかがめ口付けると、
穂波ちゃんは首に腕を絡め、
腰を浮かせ、舌を絡めてくる
腰が浮いたぶんさらに奥に当たるような感じがする
ねっとりとキスをしながら
腰を小刻みに奥に当てるように前後に動かす
『…あッ………』
身体を反らせてビクッとして、それからまたふわってなる
けどナカは一層締めてきて、ぐしょぐしょで、
おまけに内側の壁がヒクヒクと波打っている
気持ち良すぎる…