第9章 運命【灰羽リエーフ】

『…もぉ、なんでそんな可愛い顔するの』






そう呟く穂波ちゃんの手を握り指を絡めながら、
胸の突起に舌をちろっと一度だけ掠めた。






『…んッ……』






穂波ちゃんは身体をピクってさせる。

それから空いてる手の指でくりくりと片方の胸の突起を優しく転がしながら
口に頬張り、唇も舌も唾液も使って弄ぶ。







繋いでる手にぎゅって力がこもって
繋いでない方の手が俺の頭に触れる

少しだけ押してくる気がした

もっと潰すみたいにして欲しいのかな

転がしながらぐっと舌で突起を押しつぶすと、
穂波ちゃんはビクビクって身体を震わせた。






…どんな顔してるのかな？
指で胸を撫でながら顔を覗き込む

…あぁ、もううるうるしてて、とろとろしてて、
可愛すぎる顔してる。

止まる気なんてなかったけど、もう絶対止まれない。








パンツをばーっと脱がせて割れ目に沿って指を這わせる
ぐじゅぐじゅ。







「…濡れてるね、いっぱい」

『…ん』







穂波ちゃんのナカに指を沈める
胸を弄りながら２本の指を少し曲げてとんとんする

とんとん　とんとん



女の人には優しく触るんだ
父さんがいつも言ってた

それができるだけで、
俺の普段の落ち着きのなさやうるささも
ぐんと一気に魅力になる、って。

それってできないと、俺の普段はどうってこと？って思ったけど
聞いても「それはなぁ、リエーフ…」って笑って教えてくれなかったし、
考えてもわからないから別にいっかってことにした






『…あっ…んッ　んッ… あぁッ… イッ… 』







あからさまに穂波ちゃんが声を抑えれなくなってる。
自分の手の甲を口に当てて、俺のことを見つめてくる







指をナカで動かし続けながら、
穂波ちゃんの顔の横に手をついてキスをする。








俺、背が高くて腕が長いから、
あれしながらこれ、　これしながらあれ、　は余裕だ。
なんなら余るから腰が、腕が曲がっちゃうくらい