第6章 一度目のチャンス
「土籠‥‥ の未来はどうなってる?」
「未だに白紙ですよ七番様」
「そっか‥‥」
「チャンスの準備なら出来てますよ?」
「うん‥」
花子は小さく頷いた
「前回の子みたいに戻ってくれたらいいんですけどね‥‥」
土籠は花子をチラッとみた
「七番様‥‥あの子来てからなんだか楽しそうですね‥夏祭りにも一緒にいったとか」
「行ったよ?花火みたし‥ドーナツも食べた」
花子は笑顔でそう言った
「まぁこれは七番様次第なとこもありますけどね」
「何が?」
「あの子がもし‥やだと拒否った場合‥あんたはやらなければいけない‥‥そうでしょ?」
「うん‥‥一応リーダーだからね‥」