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徒花まみれの心臓 ~ifストーリー~

第6章 ディスエンド




「お前、何奴だ?聞いていた中にはお前のような奴はおらんかったが」


「…名乗るまでもあらしまへん、ただの死に損ないや」


「……面白い!」


そうして振るわれる盾は、当たったら即死である程に力強い。


「破道の九十九 五龍転滅!」


巨人の足場を崩し、転倒させる。その隙に平子隊長と雛森チャンを脇に抱え、少し距離を取る。白哉クンが阿散井クンとルキアちゃんを脇に抱え、隣に棄て置いた。阿散井クンの扱いだけが雑なのは、きっとワザとだろう。


「っなんで自分生きてんねん!」


ハッと我に返った平子隊長が、私の胸倉を掴み詰め寄った。相変わらずだなと苦笑を浮かべ、その手を振り払う。


「隊長、それは後でええですやろ。知りたいんなら、…こないなところで死んだらあきまへんよ」


回道で雛森チャンの怪我を少し治す。ポロポロと涙を流しながらうわ言のように私の名を呼ぶ彼女の頭を撫でながら、巨人が倒れた先を見据えた。


「私が鬼道でサポートする、せやから白哉クン、」


「---分かっている」


「平子隊長も、ええですね?」


「………まだ納得いかへんけど、まァ、今はしゃーないわな」


「今から簡易結界つくるから、雛森チャンはそん中おってな。怪我した人おったら治療してあげて。ほんで、阿散井クンとルキアちゃんは、黒崎一護クンとこ向かい」


でもでもだってと反論する2人に、白哉クンが一喝し、此処にお前達は必要ないと言ってツンデレを発揮する。その姿に笑みを零すと頭を叩かれた。痛い。


「ほな、行きましょか」


雛森チャンに頑丈な結界を張る。そうして、白哉クンと平子隊長、そして私が、巨人に対峙する。この3人で戦う日が来るとは夢にも思わなかった。






ディスエンド




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