第2章 影山飛雄
キスをしながらも、手の動きがだんだん速くなっていく。秘芽に指が擦れるたびに声を出してしまう。
「はぁ……。」
キスに夢中になっていたら急に中に指が入ってきて叫び声を上げたが飛雄の口内に飲み込まれた。
「んんんっ!」
「痛くないか?」
飛雄が気を遣ってそう聞いてくる。私は感じたままに「大丈夫」と答えた。私の答えを聞いた飛雄は「まだ狭いな。」と言うと顔を下の方に移動して私の足の間にくる。見られるのが恥かしいので足を閉じようとしたが飛雄の体が割り込んでいるのでそれもできない。
仕方ないのでそのままジッとしていたら飛雄がさっきまで触っていた部分に吸い付いてきた。
「やあぁぁぁ!舐めないで、汚い、んんあぁぁ」
「汚くなんかねえよ。これしねえと辛いのはお前だからな。それだけは俺がヤダ。」
飛雄がこんな時なのに優しくて胸がキュンとしてしまった。ただでさえ飛雄のことが好きなのにもっと好きになっちゃいそうだと思ってたら、飛雄が舌をなかに挿れてきた。
「ひゃああ!」
いきなりだったからつい大きな声を出してしまった。
舌で秘芽をつついたり、舌を中にいれたりなどして緩急をつけて触ってくるものだから私は呆気なく達してしまった。
「やああああ!んあっ!」
いったばっかでまだ息が荒い私を見ながら飛雄は
「だいぶほぐれたな………亜衣、もう……いいか?」
と聞いてきた。なんのことかすぐにわかった私は返事のかわりに小さく頷いた。その直後に飛雄は私の上からどいて引き出しまで歩いていった。どうしたのかと思って飛雄を見つめてると
「これ、必要だろ?」
と言って四角い何かを持ってきて、それをあけて、もうすでに大きくなってる自分のそれにつけてからまた私に覆いかぶさってきた。
それで私の濡れているそこをすこしこすってこういった。
「いれるぞ。痛かったら背中に爪たててもいいからな。」
いやらしい音と共に飛雄のモノが私の中に入ってきた。飛雄がよく解してくれたおかげで思ったほど痛みは感じなかったが、異物感が湧き上がってきて少し苦しそうな声が出てしまった。
「うあ……あぁ」
「大丈夫か?」
大丈夫と答えたいが声がうまく出せないのでかわりに頷いた。