第2章 恋したこいした
僕は
とある人を好きになった
その人は優しくて暖かくて
僕の異能を探偵社同様
「敦くんの異能力は皆を守るために神様がくれたんだね!」
と笑顔で笑ってくれた
だから初めて人を好きになる事を許されたかった。
でもその人は、誰かと付き合って···その方とも····
だから僕は···
はっ··はっ···
「ごめんなさい!···ごめんなさい!··天音··」
「ん····っ····ぁ」
好きな人を汚したんだ。
ーーーーーー·····
コトッ
「敦くんコーヒーどうぞ」
「ありがとうございます天音さん」
「太宰さんの分までお疲れ様です」
へにょ
「いつもの事ですから」