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あなただけを…

第21章 ➖触れるな危険➖



-パチン -

『ねぇ…君達さぁ〜オモシロイ事してるよね?
 ……そのゲーム私としない?』

瞬時に彼等の目の前へと現れ挑発する

「あぁ?…お前この学園唯一の女か…」

-スンスン… -

「お前……なんであのタコ野郎と同じ匂いが
 するんだよ…」

『あ?タコ野郎?匂い?……あぁ〜。君嗅覚で
 魔力を嗅ぎ分けれるんだ…へぇー…そう。
 まぁ、そんな事どうでもいいわ。
 ねぇアンタ達と私で勝負しようよ?』

「はっ、笑わせんなよ…
 いかにも弱そうなお前なんて…
 女1人でどう俺達と……っ!」

-パチン -

彼の言葉を遮る様に指を鳴らし
風の魔法を発動させ
20メートル程吹き飛ばす…

「えっ…レオナさんが…ふっ飛ばされた…」

彼が吹き飛ばされた事により騒めく彼等…

『あら…こんなのも避けられないの?
 ねぇ、坊や…いつまで寝てるのよ
 早く試合をしましょうよ…フフッ』

「あ?グタグタうるせぇなぁ…
 後で吠え面かいてもしらねぇからなァ?」

彼のその声で
先程と同じ人数…
4対1の戦いが始まった……


彼等からディスクを奪い
ソレを手放さず
彼等へと攻撃を仕掛け
私からの攻撃を受ける彼等…

反撃を受けるも防御し受け流す
こんな戦いが暫く続いていた…


「はぁ…っ…なんなんッスか…アイツ…」

息も絶え絶えで私に問いかけてくる

『え?弱い者イジメが嫌いな…
 孅い草食動物ですがなにか?
 ねぇ…もうワンゲームする?』

涼しい顔で彼等へ先程の言葉を返す

「ハッ…笑えるぜ…
 お前のは弱い者イジメじゃないのかよ?」

『何言ってるの?私がしたのは教育的指導よ。
 一緒にしないで下さる?』

「はぁ…お前といいタコ野郎といい…
 気に食わねぇヤツばっかりだな…
 お前なんて地味ななりして…力だけは
 マレウスみたいに化け物並じゃねぇか…」

その言葉に表情を失い
無言で魔法を放つ
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