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あなただけを…

第50章 ➖秘密の魔法薬➖


「コイツをバーッと加え、グワーッと……」

カリムが口に出しながら
雑に材料を混ぜ合わせ様としていた…
そんな彼を制止する

『カリム待って!大雑把すぎよ…
 ねぇ、教科書を見て?丁寧に、慎重にね?』

「え?クルーウェル先生もサラも…
 こんな感じでささっと調合してたぜ?」

『クルーウェル先生は教師ですからね?
 プロですよ。私は…先程も作ったので
 そう見えただけです。それに…
 失敗したくないのであれば丁寧に作業を
 行いましょう?早く課題も済ますよ?」
 

「そうなのか…うん、それもそうだな!
 ありがとう!丁寧に作業するよ」

屈託のない笑みを見せた後に
真剣な表情で作業に取り組む
シルバーも寝ずに作業をこなしていた

その後
入れるタイミングや
温度管理をきちんとこなし
ようやく魔法薬が完成した

「おっ!うまくいったぞ!ほら!ほら!」

「完成した」

完成した魔法薬を
誇らしげに掲げてみせるカリム

『よく出来ましたね。
 提出する前に割れたら危ないので
 カリム…落ち着いて下さいね?
 出来た魔法薬は安全な場所へ置いて
 さぁ、片付けを始めますよ?』

そう2人に伝え
みんなで後片付けをする…
片付け終わった頃にまた1人入室者が現れる
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