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あなただけを…

第44章 ➖交わる罪➖*





私の今の状況は
190越えの双子に板挟み…

前方はジェイド
後方はフロイド

ジリジリと2人が迫ってくる…
左にフロイド、右にジェイド
それぞれが耳元に近づき同時に囁く…

「「僕/オレらとしよ?」」

チリンとピアスの音がした
その後に…
ひどく甘ったるく…艶気を含んだ2人の声。
それだけで背筋がゾクゾクとして
下部が湿り気を帯びる…

『っ…ん…待って…その声はちょっと…
 2人共…悪ふざけも…いい加減に……』

魔法を使おうとしたが
ブレスレットが無い事に気付く…

「サラ…探してるのはコレぇ〜?」

目の前にブレスレットをちらつかせるフロイド

『フロイド!返しなさい!』

早く逃げなくては危険だ!
頭の中で警鐘が鳴り響く…

「おやおや…サラどうしました?
 そんなに声を荒げないで下さい。
 僕たちは貴方を愛したいのですよ…」

言い終えると、耳の縁を舌でなぞり
耳朶を甘く噛まれる…

『っ!…ん〜…ヤダ…ね?…2人共…やめよ?』

「ヤ〜ダッ…オレらを本気にさせたのはぁ…
 サラだよ?責任とってねぇ?」

背後から伸びてきた腕が
制服のボタンを外し
徐々に肌が露出していく…

『フロイド…ジェイド…や…めっ…』

最後まで言葉を発する事は許されず…
ジェイドに口を塞がれる
抵抗しようとするも
少し開いた隙間から舌を忍ばせ
口腔内を以前の様に犯される…

『んっ…んん!…っ!…っ〜…んっ』

ジェイドの舌使いに
身体が求めはじめる…

(2人とこんな事するの嫌なのに。
 嫌なはずなのに…頭がボーっとする…
 気持ちいい…)

一度知ってしまった彼等の与える快楽の強さ
その波に支配され始め
思考を鈍らせていた…
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