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あなただけを…

第42章 ➖2人の誘惑➖


ジェイドが話しかけてきた事により
ビクッと肩を震わせ後ろに下がるユウ

「はい!?」

「なぁに、エビみたいにビクッと後ろに
 下がっちゃって。エビ……ん〜、小さいから
 小エビちゃんかなー」

「ユウさんは先日、リドルさんたちと一緒に
 スパイごっこに勤しんでいたようなので…」

ジェイドがユウに向かい
改めて自身達の自己紹介をし
イソギンチャク達について
アズールと契約をする様に提案する

「チッ、それが本題か…
 ユウにもアイツと契約させようってんだな」

その言葉を聞き
ツンツンしててウニみたい
そう言ってジャックに
新たなあだ名を付けていた…

その間にも…ユウを誘う2人。

場所と時間を告げ
アズールの元へ来る様に誘い
話しを終えると
2人がこちらを向く


「「サラ…行きますよ/行くよ〜」」

そう言うと
ジェイドとフロイドに片腕ずつ掴まれ
体を持ち上げられ立たされる
場所も告げられず
彼等に連行されていくのだった…
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