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ダイヤのA 御幸一也

第69章 ※   お仕置きタイム


たぶん調子がいいの一也に見てもらいたかったんだよね。

「早く終わったから舞のノック見させてもらってたよ。
やっぱ自主練付き合ってる時いい顔してんな。」

「見てたなら打ってあげてよ。私より断然上手なのに。」

今日はもう誰もグラウンドは使わないだろうから水撒きもすませておく、

「いやぁ、バットを振る舞の腰のラインがエッチだなぁって思って見てた。」

「はぁ?どこ見てんの?!信じられないっ!」

ホースの水を少し一也にかけた。

「おっ、やるか?」

ホースの取り合いをして気づいた時にはお互いビショビショで、2年生達に笑われた。
汗をかいたあとだから、冷たい水が気持ちいい。

最初はいいけど、濡れた服が肌に張り付いて気持ち悪くなってくる。
「ここはもう大丈夫なんで、クラブハウスに行ってシャワー浴びてきてください。」
気を利かせてくれた春市くんのお言葉に甘えてクラブハウスに向かう。

「俺の服貸してやるからちょっと待ってろ。」
バスタオルやらシャンプーやらも一也のを借りる。
いたれりつくせりで申し訳なく思う。

「あれ?一也も行くの?」
一人分にしては多い荷物にそう尋ねた。

「こんな時間に学校にいるのは俺らくらいだし、見張りも兼ねて。」
「ちゃんとお湯に浸からなきゃ疲れ取れないよ?」
「舞が出てくるまで濡れたままでいる方が風邪ひくし、今日はこのあとゲームするんだろ?沢村の力みを取るためのゲーム大会するって、倉持が。」

水ぶっかけたのは私だし、ここは従っとこうかな。
風邪引かれたら大変。

「じゃ、後でね。」
「舞はこっち。」
「え?なんで?そっちは…」

いいからいいからとつれて来られたのは男子のシャワー室。
「鍵かければ大丈夫。」
バンザイしてくださいと妖艶に笑う一也が恐ろしい。
逆らえないの知ってるのに。

濡れたTシャツが床に落ちる。
ヤバっ、練習中はスポーツブラだった。汗かくし動くからスポーツブラの方が楽だから。

煌々と明かりはついてるし、色気なさすぎて恥ずかしい。

「見ないでよ。」
「それは出来ない相談だなぁ。いつもみたいな可愛いブラもいいけど、これはこれでまたソソる。」

「やーだー、見ないで。先に入るからね。」
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