第40章 ※ 御幸の気持ち ➅
卑猥な水音が大きくなってきて、俺の身体にしがみついてくる舞ちゃん。
少し浮いた背中を支えると、身体を小さく震わせてナカがきつく締まった。
舞ちゃんは俺の色気がヤバイ、充てられそうってつぶやくけど、俺から言わせれば、舞ちゃんだって大概だ。
肩で息をしてその瞳は涙で潤んでる。
イク時、しがみついてくるのも好き。
気持ちよさそうな声が耳もとでするから、俺の腰にもクル。
クタッとなった舞ちゃんを頬ずりしながら、抱きしめた。
「もうちっと、休ませてあげたいけど…俺…もう限界…」
「ごめ…指先…痺れてて…もう少しだけ…」
我慢して息を止めたりするから、酸欠になっちゃったか…
彼女の息が整うまで、胸で遊んでようかな。
クチの中に含んでコロコロ転がしたり、甘噛みしたり、指先で押してみたり、コリコリしてみたり。
甘い吐息が漏れ始めて、舞ちゃんに軽く睨まれた。
「休ませてくれる気ないでしょ?」
「あ、バレた?俺好みのいい身体が目の前にあるのに、なんもしないなんてもったいないじゃん?」
「あの…当たってますが…」
「当ててるんです」
舞ちゃんの内ももに自身の硬くなったソレを押し当てていた。
ここまで慣れてもらうのにも結構苦労した。
寸止めを何度も繰り返した。
お互い寮だし、隣が気になるのもわかるから仕方ない。
でも、今日はもう限界!
自宅のベットで舞ちゃんとこうしてる。
我慢なんてできねぇよ…。
舞ちゃんが起きあがってきて、キスをくれた。
思ってもなかった行動に照れてしまった。
ベルトに手がかかった。
ぎこちなく外そうとしてくれてる手を思わず止めてしまった。
「待った!」
「………ダメだった?」
違う、そうじゃない…
心の準備ができてなくて、びっくりした。
舞ちゃんに脱がされるって思うだけで、また元気になってしまう…。
驚かないだろうか…怖いって思われたらどうしようか…
「脱がしたい…」
ちょっ、待って……。
そのワードは言葉の暴力。
「舞ちゃん…それ…ヤバイ…」
「ん?」
「脱がして…」