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黒執事 短編

第9章 いやがらせ 十シエル十裏


伯爵の、眉がぴくりと動く。


「……僕が?」




「そうよ本当は貴方が欲しかったの。

手に入らないと分かっていた。
だから代わりに
あなたと同じくらいの子供を愛そうと思って連れ出してみたけど….駄目だった。


あなたじゃないと、、私を満たせなかったの。

あなたじゃないと…
あなたじゃないとあなたじゃないと!


そして



やっと手に入れたの

やっとやっと




やっと手に入れた♡」






狂っている……



シエルは初めてこの女を危険と感じた。






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