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黒執事 短編

第1章 進展? 十 シエル十


「なあー、お前とエリザベスはどこまでいっているんだ?」



『ぶっ!!!?』


ソーマが、あの、ソーマが突然こんなことを聞くから僕は飲んでいた紅茶をこぼしてしまった。


『いきなりなんなんだ!!』


「だってお前らはとっくの昔から婚約者なんだろー?」



『ま、まあな。だがそれは僕とエリザベスが決めたことではなく、家同士で決めたことなんだ。』


「え、じゃあお前……
あの娘のこと好きじゃないのか??!」



『えっ、いや…そんなこと…ッ//』


「お前という奴は…!
見損なったぞシエル!
あの女はあんなにもお前を慕ってくれているのに…‼︎
そうか…お前は好きでもない女と婚約を結べ、挙げ句の果てに相手を放置するという最悪な趣味を……」


『だぁぁああーーー!!
うるさい!!//例えそうだったとしてもお前には関係のない話だ!口を挟むな!』





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