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黒執事 短編

第13章 十昔話十






その前夜は
穏やかな星空が浮かんでいた夜でした。





「……ねえ、」






私が外で星を眺めていると、


そばに彼女が寄ってきていました。





『おや、お嬢様、どうされましたか?』





何か思いつめた表情




私は思わず眉をひそめました。







「………め……い」








『…

申し訳ありませんが、もう一度言ってください』





「復讐を…たい」






『……』









「…復讐を、辞めたい。





……私、

復讐を、やめたいの!」












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