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【更新停止】爆豪勝己Only短編集

第27章 好きな人とのLINE / 甘





『…ば、爆豪くんっ!』

「…あぁ!?」

『…うっ、え、えっとれ、連絡先交換してくださいっ!』

「………なら、スマホ貸せや」



我ながら頑張った方だと思う。

いろんなA組の人にも協力してもらって、爆豪くんと連絡先を交換することに成功したからだ。

交換というか半ば無理矢理、いや、強引に?させられた感はあるけど、結果オーライだ。

部屋に戻って、何てメッセージ送ればいいのかスマホと睨めっこしてたら、ピロリンと鳴った。


ドキドキしながらメッセージを見ると


『……ちゃんと届いてるよな?返事寄越せ』


すごい文章だけど、爆豪くんから来たことが嬉しくて、ずっと眺めていたら10分経っていた。


「やばっ、早く返事しなきゃ//」


慌ててメッセージを送った。










「………遅ェ…」



俺がメッセージ送ってからもう15分経った。


メッセージは既読になってっし、届いてはいる、はず…

どうしてもって言うから連絡先交換してやったってのに…

あークソがっ!!


俺はイライラが止まらず、部屋に乗り込んでやろうかと思ったら、バイブが短く鳴った。


柄にもなく体が跳ねた。


メッセージを開くと

『嫌なのに、連絡先交換してくれてありがとっ、あとメッセージありがと、凄く嬉しかったです、これから宜しくお願いしますっ』

と送られていた。


「…嫌だったら、交換してねェわ、クソがっ//」
END
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