第35章 興奮事情 / ※甘裏
『…んっ、ふぁっ///」
「…っは、もっと舌出せ…」
ご飯も食べ終わって、どちらからともなくキスをしていた。
ちゅっ、ちゅっと音を出しながら、優しくソファに倒される。
『まっ、てっ…電気、消してっ///』
「あ?消すわけねぇだろ…」
服を捲られようとするけど、恥ずかしくて阻止する。
『…やだやだっ、恥ずかしいよっ///』
「今更、何言ってんだよ、こんな濡らしてるくせによ」
『…ひゃぁっ///』
スカートを捲られて、下着に手を入れられてぴちゃぴちゃと音を立てられる。
『…あ、んっ///いや、だ、めっ///…んんぁっ///』
「…チッ、…んな顔すんなっ///」
『ふぇっ?///』
「……何でもねぇっ、もう挿れるからなっ、力抜け」
カチャカチャとベルトを外す音がして、勝己くんのがあてがわれてるのがわかった。
『…いやっ//…恥ずかしいってばっ///』
「そんなこと気にしてる余裕、ねぇようにしてやるよっ…っ」
そう言うと勝己くんは、一気に私の中を貫いた。
『…んぁあっ////』
「…っ、そん、な締め付けんじゃねぇ…はっ」
『…そんな、こと言われてもっ///』
「もう、動くから、なっ」
勝己くんは、私の腰を掴むとゆっくりと律動を開始した。
煌々と照らされる光が目を閉じててもわかる。
少しでも遮ろうと両腕で、顔を覆った。
「んっ、はぁ…顔、隠すんじゃねぇっ、」
『…な、んでっ恥ずかしい、よっ///』
「…たりめぇ、だろっ、わざと、してんだからなっ、」
両腕を勝己くんの手で固定され、ニヤッと笑う勝己くんに少しでも抵抗しようとして目を瞑った。
でも勝己くんの視線は感じていて、観念して最終的には喘ぐだけになる私。
『…ぁあっ、んっ//気持ち…っ//』
「はっ…当然、だろうがっ」
腰を打ち付ける音が激しくなる。
左右に顔を振り乱しながら、ぼーっと勝己くんを見つめると、中の圧迫感が増した。
ーお前の顔もっと、見せろ、もっと感じさせてやるー
END