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*・*刀剣男士と花咲く恋*・*【刀剣乱舞】

第5章 小狐丸 野性と理性の狭間・:*+.


「ぬしさま?ぬしさま!!」
目を覚ますと私はベットに横たわり、おでこには冷たい手拭いが置かれていた。

「あれ…?私…」
「全てはこの小狐丸の不徳と致すところでございまする。嫉妬心で我を忘れ…あろうことか、ぬしさまにご無理を強いてしまいました。」
小狐丸さんの尻尾は完全に垂れ下がり、おおきな身体がとても小さく見える。

「小狐丸さんは悪くないですよ。私が小狐丸さんが嫌な思いをするようなきっかけを作ってしまったので…ごめんなさい。」
「何故ぬしさまが謝られるのですか?私を咎めてください…」

「私が好きなのは小狐丸さんだけです。触れて欲しいのも…。
今日は初めてちょっと強引な小狐丸さんが見れて…そのっ…お風呂であぁいう事とか…名前の呼び捨てとか…正直そういうのも良いかなって思っちゃいました。。」
私は顔を赤らめながら熱っぽい瞳で伝える。

「いろは〜!!」
小狐丸さんは尻尾をぶんぶん振って嬉しそうに私を抱きしめる。

「いろは…お望みとあらばいつでもどこでもですよ?」
耳元で艶っぽく囁かれた言葉にまたのぼせてしまいそうだった。

その後小狐丸さんに優しく抱きしめられながら、ベットに横たわる。
「それにしても、いろはに匂いを付けた男審神者は本当に許せませぬな。私が狐の鬼火を使って懲らしめましょう」

「もぉ〜冗談言って」と笑いながら、私は小狐丸さんに自ら抱きつく。
「これで私は小狐丸さんの匂いに染まりましたよ?」
「いろは?あまりそのような可愛すぎることを言われますと、私の小狐が疼いて…」
「えっ?…きゃっ!」

その後も二人の熱く長い夜は続いていきました♡



○●おまけ●○
いろはに絡んだ男審神者はその夜原因不明の熱に侵され、三日三晩悪夢にうなされたことは知る由もなし…。


Fin
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