第4章 黒の軍にきて2日目
「キャーフィンリルよくもやってくれたわね!おりゃゃ!!」「うわぁ!逃げろ!」「お前ら静かにしろランが起きてきてシリウスが起こるぞ」「呼んだ?」私はレイの頭の上から声をかけた「んぁランどこだ?」皆はきょりょきょりょと私を探している「フフ上だよ上」「上?」みんなが上を見た「うわぁ!!」「フィンリルさんってビビりなの?」私がやれやらと言う目で見るとセスさんが「イヤ流石に急に空からランちゃんが現れたらびっくりするわよ!」と言った(そんなに驚く事かな?)私が不思議に思っていると「なんだラン起きてたのか」シリウス兄様がやって来た「うんクレイドルの海を見に行来たくてピナと一緒に空から行ったの」私が答えるとレイさんが「空から行くと黒の領地の人々が驚くからこれからは俺らと一緒にいこうな」と言って私の頭を撫でた「ボス抜け駆け禁止よ!私もランちゃんと海にいーきーたーいー!」とセスさんが言うので「では、明日一緒に行きませんか」と誘ったら「キャーセスランちゃんに誘われたー!うーれーしーいー!」「ギュゥー」「グェ」セスさんに抱き締められて苦しい「セスランの首が閉まる」ルカが止めてくれた「ありがとうルカ」私はルカにお礼を言った「なぁランお前昨日剣出してだけど剣使えるのか?」フィンリルに聞かれた「うん私は剣と槍が得意だよ」そう答えるとフィンリルとレイとセスさんがウズウズしだした(なんか嫌な予感) 予感は当たり私は今フィンリルとの対戦ルールーを確認してる(だからどうしてこうなった) 「ルールは負けた方が勝った方にプレゼントをするでいいわね?」 「okいいぜ」「あっちょっと待って《聖なる朝に祝福を》私は赤とオレンジ色の剣を取り出した「ワーオすげえな」フィンリルが感心していると「初め!」
セスさんの合図で試合がスタートした