第6章 蛇柱と炎柱に言い寄られてます【小芭内・杏寿郎】
「これは、宇髄お手製の即効性の媚薬だ。雪柳の身体に直接聞こうと思ってな」
と小芭内が言うと、雪柳に手を伸ばし、体のラインを指先でなぞる。
『んっ…ひ…ぁ…っ…』
媚薬を飲んだ雪柳は、口から漏れる声を抑えようと口に手を置く。
俺はその様子を見て雪柳の腕を掴み、立たせると布団に促す。
「雪柳、動かなければこのまま畳の上で抱くぞ?」
とふっと笑うと雪柳は諦めたように、震える足で立ち上がり布団に移動し、座り込んだ。
「良い子だ」
俺は雪柳の背後にまわり、背中を指でなぞった。
『ひゃっ!?』
雪柳は体をびくびくさせると、力が抜けたようにこちらに背を預けた。
「うむ、感度がいいらしいな雪柳は」
そういうと、耳の縁を下でなぞると
『あっ…んんっ…』
声が微かに漏れ出てきた。
「こっちを忘れてくれるなよ、雪柳」
小芭内は隊服の上から胸を揉みしだくと、それにも体を震わせる。
「ほう…これが気持ちいいのか?雪柳。もう、ここは主張しているみたいだな」
と言うと、ぷくりと膨らんだ胸の飾りをなぞり、摘む。
『ひっ!?〜〜っ!?』
先ほどと比べ物にならないくらい、体をびくびくさせる雪柳はどうやら達したようで、肩で息をしていた。
「イったか…」
小芭内は隊服に手を伸ばし、ひとつひとつボタンを外す。
胸をさらしで押さえているものの、飾りはぷくりと主張していた。
さらしをとると、待ってました!とばかりに豊満な胸がぷるりと揺れる。
俺はそれに手を伸ばし、やわやわと揉みしだきながら胸の飾りを指先でぐにぐにと弄る。
『あっあっあっ…』
雪柳は俺に体を預けると共に、その刺激に体を震わせる。
小芭内は雪柳の腰ベルトに手を伸ばし、カチャカチャと外し、隊服を脱がせようと動かす。
『あっだ…めっ…んっ…はぁ…』
雪柳は力の入らない手を伸ばし、小芭内の手を掴むが
「ダメだ」
と小芭内は口元の包帯をとり、雪柳に口づけをはじめる。
合わせた口の隙間からくぐもった声が漏れてくる。
力の抜けた手を無視するかのように、するりと隊服を脱がせた。
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