第3章 花のように微笑む君は【伊黒小芭内】
椿姫を見ると、意識が朦朧としているようで、荒い呼吸を繰り返しつつ、身体がぴくぴくと痙攣しているだけだった。
俺は男根を椿姫の蜜壺の奥にぐっと押し付けると、それに腰がびくりとはねるだけだった。
「椿姫…?」
いつの間にか椿姫は気を失うように眠っていた。
俺は男根を蜜壺から引き抜くと、こぽりと白濁液やら愛液やら混じったものが流れ出てきた。
椿姫の額に触れるだけの口づけをしてから、椿姫の身体を綺麗にし、新しい敷布団を敷き浴衣を着せると布団をかけた。
それから自身の身支度を簡単に済ませると、椿姫の隣りに潜り込む。
すやすやと幸せそうに眠る椿姫の顔をしばらく見てから、椿姫の唇に口づけをする。
「おやすみ、椿姫」
そう言うと俺は目を閉じた。
❄︎
どうか…
穏やかな時間がこれからもずっと続きますように…
わたしは意識が朦朧としている中、そう願わずにはいられなかった。
❄︎
何度生まれ変わろうとも、きっと俺が君を見つけるよ
…椿姫
花のように微笑む君は
❄︎
Fin.
❄︎