第15章 しあわせのクローバー【嘴平伊之助】
俺の性欲は、人より強いものだと薄々感じている。
椿姫も俺もお互い初めて付き合った仲のため、比べる相手がいないから断言はできない。
椿姫をほぼ朝まで抱き続けて、目を覚ました椿姫に怒られたこともある。
大正時代、アオイと夫婦になりセックスをしたこともあるが、正直ここまでではなかった気がする。
やっぱり歳なのか…と思っていると、椿姫は何度目か分からない絶頂を迎えた。
『っ〜〜〜〜♡♡♡』
ぎゅうぎゅうと男根を膣内が締め付ける。
吐精感が湧き上がり、椿姫の最奥目掛けて激しくピストンを繰り返す。
『っ!?いっ、てるからっ♡♡』
「んっ…出すぞ、椿姫…っ」
俺はそう言うとぱんっぱんっと肌を打ち付けてから、子宮口に擦り付けるように動きながら欲を吐き出した。
どくどくと男根が脈打ち、どぴゅっどぴゅっと欲が出るのがわかる。
それに合わせるように椿姫の膣内がうねうねとうねり、子宮内に精子を送り込もうと動く。
椿姫を見ると、身体をぴくぴくと震わせている。
欲を吐き出し終えると、男根をぬぷりと抜くと遅れてこぽりと欲が溢れ出し、椿姫の尻をつたいシーツを汚した。
「椿姫」
俺は椿姫の顔を覗き込みながら、汗や涙で張り付いた髪の毛を避けながら声をかけると、薄っすらと目を開けた。
『んっ…は、ぁ…』
視線を彷徨わせながら、俺を捉えるとふっと力なく笑った。
「大丈夫か?」
『ん…』
椿姫はぼんやりと返事を返す。
俺は椿姫の腰をグッと引くと、大きいままのソレを椿姫の秘部に擦り付ける。
『や、ぁっ』
「挿入るぞ、椿姫」
返事を聞く前に男根を膣内に沈めると、椿姫の嬌声とぬちゃっぬちゃっと卑猥な音が聞こえる。
『あんっ…』
腰を動かすたびに愛液と精液が混ざり合う、ぐちゃっぬちゃっと音がする。
「椿姫のココ、ぐっちゃぐちゃ。音がしてエロいな」
『んっ…や、だぁ♡いわな、で…っ』
俺は膣内を掻き回すように腰を動かすと、椿姫の身体はビクビクと面白いくらいに震えた。
❄︎