第14章 きみは手のひらの上 罪と罰❄︎【善逸・無一郎】
あれから夏休み最終日まで椿姫を犯し続け、溢れても気にすることなく膣内に精液を満たし続けた。
『あっ♡おにゃかぁ…♡いっぱぁいぃ…♡』
「おなかの奥にいっぱい出してるからねぇ♡俺の子どもできちゃうね♡」
「僕だって同じくらい…絶対それ以上出してるよ。僕と椿姫さんの赤ちゃんができてるはずだよ」
定期的に無一郎と言い合いをすると、椿姫の恍惚な表情を浮かべ、足を大きく開き膣内が見えるくらい両手でわれめをくぱぁと開く。
『もっと♡もっと、ちょうだい♡ちんぽ、じゅぼじゅぼしてぇ♡♡♡』
膣内を開かれたことで吐き出した欲がどろりと溢れ出し、尻を伝いシーツを汚す。
「はぁ♡椿姫、すっごいえっちになったね♡俺好みだよ♡」
「椿姫さん、えっちだね♡満足するまであげるよ」
同じ会話を繰り返し、長い長い夏休みが終わった。
夏休みが終わり、俺は終わっていない夏休みの宿題にため息をつくとそれを鞄に突っ込み家を出る。
お盆明けから一昨日まで、俺の家族は旅行に行っていた。
昨日は友だちの家に泊まると連絡を入れておいたから、椿姫さんの家にいたことはバレてはいないだろう。
教室に入り、友だちに夏休みの宿題を写させてもらいHRの時間になったが、椿姫の姿が見えない。
どうしたのだろう?と思っていると、担任が「えー、雪柳は体調不良でしばらく休むそうだ。夏バテからの風邪だそうだ」と言われた。
夏バテ?風邪?それが嘘だということは分かったが、おそらく俺に会いたくないのだろう。
あとでお見舞いに行こうと思い、その日は椿姫のことを頭から追い出した。
その日の夕方、家に入る前に椿姫の家のインターホンを鳴らすが、しん…と静まり返り反応もない。
よく見ると家の電気が着いておらず、俺はおかしいなと思いつつ帰宅した。
「ただいまー」
「あ、おかえりー」
キッチンから聞こえる母さんの声に
「母さん、雪柳さん見なかった?」
そう聞くと、残酷な言葉が返って来た。
「え?知らないの?椿姫ちゃん、しばらく遠方の祖父母のお家に行くそうよ。今日、椿姫ちゃんのおじいさんに会ってね…」
あとの会話が聞こえないほどのショックだった…
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