第14章 きみは手のひらの上 罪と罰❄︎【善逸・無一郎】
ずんっずんっと子宮を押し上げるようなピストンに、わたしは快感よりも痛さの方が上にきていた。
『ぐるし…っ!』
「ん?苦しい?少しだけずらすよ」
わたしが苦し紛れに掠れる声を聞いた我妻くんが、ピストンマシーンという物を少しだけ動かした。
ぬぷっと引くタイミングと、ピストンマシーンを動かすタイミングがあったせいで抜けそうになるディルドが膣の入り口を擦り上げる。
『ひゃぁっ!?』
目隠しをされ真っ暗でなにも見えないせいか、ほんの少しの振動や刺激で身体がびくりと反応してしまう。
「あ、ごめん。椿姫」
我妻くんはそれに素直に謝った。
「椿姫さんのココ、この大きさに少し慣れて来たみたいだね」
無一郎くんはそう言うとわたしの下腹部をとんとんとノックした。
目隠しをされていて誰か分からないが、おそらく無一郎くんだと思う。
『んっ、や…も、ぬいて…』
わたしの声が掠れていても、お構いなしにピストンマシーンのスイッチを止めない。
「慣れて来たかな?じゃぁ速さをひとつあげよっか♡」
無一郎くんの楽しそうな声が聞こえた。
それはもう、死刑宣告される気分で…
ぴっと操作音がすると、急に速くなるディルドのピストンに
『あ゛っ!?や゛だぁ゛っ!!』
わたしの身体がびくりと揺れる。
じゅぼっじゅぼっとえっちな音が聞こえ、ピストンマシーンの操作音が先ほどより大きく聞こえる。
「あーぁ、ピストンマシーンにまで犯されちゃったね♡椿姫さん」
誰かの手がわたしの胸をむにゅっと触り、揉み始める。
『んっ、あぁっ!!や、らぁっ!』
拘束されて動かせない手足を無意識に動かそうともがく。
「ピストンマシーンと一緒にクリトリスを弄ったらイっちゃうかな?」
足元の方から我妻くんの声が聞こえたと思うと、わたしの蕾になにかが押し当てられる。
『あぁっ!?な、にっ!?あんっ!』
「ローターだよ、イかせないけどね♡どこまで耐えられるかな?」
楽しそうな声で話す我妻くんは、ぶるぶると震える物を蕾に当てたり離したり、違う場所に押し付けたりと動かす。
その刺激にもわたしの腰が、足がガクガクと大きく揺れ始めると、ローターの刺激とピストンマシーンの刺激が止まった。
「「まだイかせないよ♡」」
そうふたりは囁いた。
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