第14章 きみは手のひらの上 罪と罰❄︎【善逸・無一郎】
「椿姫さん?あーぁ、トんじゃったよ」
僕はぴくぴくと身体を痙攣させる椿姫さんから目隠しを外し顔を見る。
涙と唾液、汗でベタベタしている身体を指でなぞると、ビクビクと反応を見せる。
ディルドやローターのスイッチを最大にしてすぐに絶頂を迎え、その快感に対しキャパオーバーを起こし気絶したところか。
ディルドもローターもそのままにしているため、小さな機械音が部屋に響く。
よく見ると椿姫さんの蜜壺から溢れ出た蜜で、腰に敷いていたバスタオルやその下のシーツがぐしょぐしょに濡れている。
10日間、道具を使ってなくてもイかせまくっていたし、夜は一切手出ししないで睡眠に当てていた。
11日目から15日まで椿姫さんの蜜壺や蕾、飾りにディルドやローターで寸止めからイき地獄。
そろそろ意識がおかしくなるころだ、と思っていた。
やっと「イかせてほしい」とおねだりされたときは、嬉しくて仕方がなかった。
イかせたら意識をトばしてしまうくらい気持ちよかったのだと思った。
ただの玩具にイかさせるのを見て、僕のを挿入したらどうなるのだろう?と楽しみで仕方ない。
「善逸さん。好きな人が自分の手で快感に溺れるのを見て、どう思います?」
僕は善逸さんに目を向けるとほんのりと頬を赤く染め、下半身は立派なテントを張っている。
「…思ってたより、やばい」
そう言うと、視線を逸らした。
たしかに大好きな椿姫さんのこのエロい身体を見れただけでも興奮するのに、涙や唾液、汗や蜜でドロドロな姿を見ると「あぁ、自分が犯しているんだ…!」ともっと興奮する。
「だよね、僕のもこうなるくらい興奮するよ」
僕は視線を自身に向けると、善逸さんに負けず劣らず立派なテントを張っていた。
いますぐ挿入したいのを抑え込むように、善逸さんが持ってきた物をひとつ取り出す。
「もっと…もっと、椿姫さんを依存させなくちゃ…なにも考えられないように、ね…」
僕と善逸さんはそれを組み立て、椿姫さんをベッドから抱き上げ、新しい防水シーツとバスタオルを敷き椿姫さんを寝かした。
組み立てた物をセットし、椿姫さんの足の間に置いておく。
「起きたら楽しみだね、椿姫さん」
僕は椿姫さんにキスをひとつ落とした。
❄︎