第14章 きみは手のひらの上 罪と罰❄︎【善逸・無一郎】
『あぁっ♡も、いっちゃ…♡』
わたしの思考がドロドロと溶けて、なにも考えられない。
もう何日、こうしているのか分からない。
1日3食ご飯を食べられるし、夜になるとお風呂に入れる。
ご飯の間も膣内にローターやディルドが入れられ、お風呂では我妻くんと無一郎くんが1日おきに身体を弄りイかせてくる。
正直、心も身体も休まることはない。
頭の中が白くなるころ、
「だーめ♡まだまだイかせないよ」
目隠しされたわたしの感度は上がっているようだ。
膣内にじゅぼっじゅぼっと出し入れされるディルド、ブルブルと細かく振動するローターを蕾や、胸の飾りに押し付ける。
イきそうになると「イっちゃダメ♡」とスイッチをオフにされ、動きを止められる。
『あっ…な、んで…』
我妻くんと無一郎くんの手のひらの上でわたしを転がしているのは、ぼんやりとした頭でも分かった。
「物欲しそうな顔をしちゃって。椿姫さん、どうしたい?」
無一郎くんの顔をした悪魔が耳元で囁く。
「俺たちと付き合うか、それともあのイケメンと付き合うか」
我妻くんの顔をした悪魔が耳元で囁く。
「その答えによって待遇が変わるよ?」
「こんなにぐちゃぐちゃにされて、イかせてほしいって涎を垂らしてるココ」
「他の男で満足できる身体かなぁ?」
ふたりの悪魔が交互に囁く。
わたしはもう正常な判断ができない。
でも…もし、誰と決めたなら…
わたしはこの苦しい状況から脱せるのかな…?
それなら決めないと…
もう、寸止めされてるのが苦しいの…
はやく…はやく…その快感の海に溺れたいの…
そう思うと同時にわたしの口から掠れた声で
『な…る…だ、から…もっと…きもち、よく…して…』
そう言うと同時に、ふたりの悪魔はいやらしく微笑んだ。
「うん♡いいよ♡」
「俺たち、椿姫からそう言われるの待ってたんだ♡」
「「イき狂うといいよ♡」」
我妻くんと無一郎くんは、同時にローターとディルドのスイッチをオンにする。
「いきなり強くしたらどうなるかな?」
そう言うと、強さを強くした。
『あ゛ぁ゛っ♡♡♡や゛だぁ゛…あぁっ♡♡♡』
急な振動にわたしは身体中をガクガクと震えると同時に、手足の拘束具が食い込むのも気にならないほどの絶頂を迎え、そこで意識を失った。
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