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【鬼滅の刃】雪夜の花【短・中編集】

第11章 秘密な空間❄︎【時透無一郎】



何度も何度も頭を押さえ付けられ、腰を喉の奥目掛けて動かされ、わたしは何度も何度もえずき、その度に喉がギュッと締まる。
涙が溢れ、苦しいともがいても無一郎くんは腰を止めることはなかった。

そして何度も何度も口内に欲を大量に吐き出し、飲み込めなかったものが口の端からどろりと溢れた。

 「は、ぁ…♡椿姫さんの口の中も、喉の奥も凄く気持ちいいよ♡」

普段の無一郎くんは、いつもわたしを気遣うようにしてくれる。
いまの無一郎くんは、わたしを気遣うどころか自分が気持ち良ければいい、というような腰使いだった。

わたしは痛む口の端も、喉の奥も気付かないふりをしながら、無一郎くんに力なく笑う。

 「じゃぁ椿姫さん、もっともっと気持ち良くなろうか♡」

わたしは初めて無一郎くんがほんの少し怖く感じた。
普段の無一郎くんも絶倫で抱き潰されることもよくあるほど。
いまの無一郎くんはそれと比べ物にならないくらいに絶倫で、欲の量もいつもの倍くらい出ている。

鬼の用意した瓶の液体かガスが原因なのはわかっている。
現にわたしにもそんな影響があることは確かだ。
わたしの症状というと子どもを産んでいないのに母乳が出ている事だ。
それにいつもより感じやすく、そしてイくのが早すぎること。

なんて頭の隅で考えていたが、その思考もどろどろと砂糖のように溶けていく。

 『ひゃ、あっ♡あっ♡や、らっ♡もうっ、いぎたくなっ♡』
 「もっとふたりで気持ちよくなろうよ♡椿姫さん♡」

その後も何度も何度も抱かれ、何度も何度も最奥に大量の欲を吐き出した。

そしてわたしは気を失った。

❄︎
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