第11章 秘密な空間❄︎【時透無一郎】
『あ゛ぁっ♡やらっ♡おくにあたっ♡』
椿姫さんは逃げるように身を捩るのを、逃さないように腰をぐっと鷲掴みにしてから、腰を引くと
『ひっ…ぎぃっ♡』
椿姫さんは足をがくがくと震わせると同時に、背中を仰け反らせると絶頂を迎え、上半身をベッドに沈めた。
『っ〜〜〜〜♡♡あ、は…♡』
「あーぁ、もうイっちゃったの?なら僕がイくまで付き合ってね♡椿姫さん」
俺はどつどつと椿姫さんの尻に下腹部が当たる。
もう少しでイきそう、そう思うと最奥目掛けて激しく腰を振り、どくどくと大量の欲を吐き出した。
❄︎
『ん゛っ…ゔ、ふ…』
わたしは息苦しさで意識を浮上させた。
ぼやける視界がどんどんクリアになる。
目の前には誰かの下腹部分が見えた。
視線を横にずらすと無一郎くんがゆるゆると腰を動かしていた。
「あ、椿姫さん。目を覚ましたんだね?あ、噛んだらダメだよ」
わたしの口内には無一郎くんの血管の浮き出た大きな男根の先端が収まっていた。
無一郎くんの男根は本当に14歳なの?と疑うレベルの大きさで、かつ絶倫だ。
わたしが気を失っても抱き続けることもあるくらいだ。
そんな彼だ、わたしが気を失っても止めることはないのは知っていた。
無一郎くんは一度、わたしの口内から収まりきっていない男根を引き抜くと、わたしの身体を引き起こした。
「じゃぁ椿姫さん、僕のを満足させてくれる?」
そう言うとがちゃりと音がする。
音のした方を見ると手錠がかけられていて、もう片方の手を身体の後ろに移動させられると、またがちゃりと音がすると同時に手が動かせなくなった。
『え、むいちろ、くん…?』
わたしは無一郎くんを見ると、無一郎くんは笑った。
「大丈夫、椿姫さんも気持ちよくなれるよ♡」
そう言った。
どこか暗い笑みを浮かべた無一郎くんは、わたしに赤色の瓶の栓を取りそのまま口の中に流し込むと、顎を掴み上を向かせるとその液体を飲むように促した。
わたしはそれに従うように喉の奥に流し込んだ。
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