第11章 秘密な空間❄︎【時透無一郎】
無一郎くんはそれを乱暴に剥がすと、ビリビリに破り捨てた。
「はぁ、本当に鬼ってムカつくね」
怒った笑みを浮かべつつ、テーブルに近寄り赤色の瓶と青色の瓶を手を取る。
「椿姫さん、鬼の言いなりになるのは嫌なんだけど…」
『無一郎くんとなら、わたし喜んでするわ』
わたしは無一郎くんの手から赤色の瓶を受け取り、栓を開けるとそのままごくりと飲み干した。
『んっ…はぁ…なにか変わるかしら…?』
無一郎くんもごくりと飲み干し、瓶をテーブルに置いた。
「甘いくらいでなにも…」
そう話していると、部屋の四方からプシューッとガスが噴射された。
『!?』
「!?」
そのガスを吸ったわたしたちは、ベッドにもつれ合うように倒れ込んだ。
触れた場所がビリビリと電気が走るように、その場所から感度が良くなる。
どちらからともなく口付けをすると、無一郎くんの手が下腹部に滑り、指先が蕾を撫でた。
『んっ…あっ…あぁっ!』
蕾を撫でられただけでわたしは達してしまった。
「今日は随分イくの早いね?椿姫さん、ココ凄いぐしょぐしょに濡れてるよ」
無一郎くんはそう言い終わらないうちに、蜜壺にその細く長い指をつぷりと沈めた。
『あ゛ぁっ!あっあっ…あんっ…きもちいいっ♡』
わたしは指を入れられただけで軽くイってしまい、そのまま理性を快感の波に流されつつあった。
「椿姫さん、母乳出てるよ」
無一郎くんは指をイイ所から少しずらした場所を愛撫しながら、胸の飾りを開いている手で摘んだ。
すると、ぴゅーっと母乳が勢いよく出た。
『あんっ♡あぁっやだっ♡』
「つままなくても結構出てるのに、つまむと凄い勢いで出るね?」
『あぁっ!そんなにいじっちゃやだぁ♡あっイっちゃう…!』
「イかせて欲しいときはどうするの?椿姫さん」
無一郎くんは手を止めると、耳元でそう囁いた。
わたしは腰が揺れるのを気づかないふりをして、M字開脚をしてから両手で花びらをくぱぁと開くと、
『あっ♡無一郎くんの、指で♡わたしをいっぱいイかせてくださいっ♡』
そう言うと、無一郎くんはにこりと微笑むと
「良くできました」
と言うと同時に長く細い指で、わたしのイイ所を刺激する。
『あぁっ♡あ゛っ、いくっ♡いくのっ♡っ〜〜〜〜♡』