第1章 胡蝶しのぶ
「鬼と仲良くなんてそんなの無理なんじゃ‥」
「私もそう思ってます。ですが姉の思いを無駄にはしたくない」
「しのぶさん‥‥」
「それにあなたは鬼ですよね?でもあなたは普通の鬼とは違うみたいです」
しのぶは空を見上げた
「私は姉を殺した鬼に復讐したいという気持ちもあります‥鬼をこの世から消したい‥出来るなら鬼と仲良くなれる方法があるならそれをみつけたい‥」
「しのぶさん‥」
「あ‥すいません一人で話し過ぎましたね」
しのぶはにこっと笑った
「あなたは一人でいつも行動を?」
「はい‥」
「私のところに来ませんか?」
「いいんですか?」
しのぶは頷いた
「私のところには今怪我をしていて治療中の鬼殺隊三人もいるんですよ」